ほこりのしみる バス停に傾く影
固い三つ編み ほどいて風におよがす髪の先まで 自由に 生きていたいのと
くすんだ街をみつめ くちびるふるわせてたYou're my girlfriend
くじけない君を
僕は自慢に しているよ
Don't cry my friend
誰にも染まらず
君は君だからこげ茶色した 金網にひたいつけて
放課後だけじゃ 足りないほど 話したね少しずつでも 今を 変えてゆきたいと
幼げな目の奥で 夢を抱きしめていたYou're my girlfriend
強がりの君を
ずっと自慢にしてほしい
Don't cry my friend
激しさは 君を
キレイにするからYou're my girlfriend
隠せないくらい
悲しみ胸に抱えても
Don't cry my friend
負けない瞳で
明日を見返して作詞 小室みつ子
作曲 木根尚登
この曲は映画「僕らの7日間戦争」の挿入歌でTMのアルバムには入ってなく、映画のサントラにしか収録されてないと思います。でも、木根ちゃんのバラードの中でもかなり好きな曲だし、ファンの方も好きでいてくださる方が多いようです。私もあまりにこの曲が好きなので、自分のアルバムやライブでも歌っています。映画のラッシュで、この曲が挿入されるシーンを見せてもらってから歌詞を書きました。当時17歳くらい(?)だった宮沢りえさんの健康的な美少女ぶりが際立っていましたが、その彼女の長い髪と芯のあるイメージからこの歌詞を作りました。
関係ないけど(ちょっとあるか?)、悩みを抱えたとき、女性の場合2パターンがあるようで。異性に相談する人と、同性に相談する人がいますよね。私はあんまり恋についての悩み以外を人に相談するってことはないんだけど(愚痴というか、むかついたことがあった時友達相手にぶちまけてうっぷん晴らしをすることはよくある)。特に恋の悩みに関しては、異性(それも恋人ではない人)に相談する女性の気持ちが未だ謎です。恋の悩みなら、やっぱり、女友達。ぐだぐだぐだぐだ、申し訳ないなあと思いつつ聞いてもらい、一緒に怒ってくれたり、笑ってくれたり、心配してくれるのは、やっぱり女友達に限る、と私は思うのだけど。ま、人それぞれですが。この曲の女の子は、悩みも夢も誰にも相談なんてせずに、そっと自分の胸の中で処理し、昇華していきそうな女の子であってほしいなあ。いや、そんな女の子だろう、と思っています。