かなり練習したのにこんなミスするなんて…くやしい…と、思い切りがっくりと落ち込む…。(だけど優しい観客のみなさん、笑ってくれてました。「つかみだよ、つかみ」なんて声をかけてくれて慰めてくれて…。本当に優しいです。ありがとう…(涙)。
でもプロとしてはミスはしてはいけないし、とても恥ずかしいこと。自分でもショックで呆然としてて、かなり心の中で動揺しました…。
というか、実はいきなり落ち込みまくり(^^;;; その後心が平静になるまで数曲かかったかも…。ピアノ一本でライブを遣り通すので、心の乱れや不安はとにかく引きずってはいけないん
だけどね…。 選曲は今回悩みました。前回と違う感じでカヴァー&セルフ・かヴァーを多めにしました。まずは、作詞参加した木根バラード3連発。この時期はやはりあの名曲「Winter
Comes Around」ですね。3曲とも別な音色にしたくて、「Girlfriend」は生ピアノで、「Winter Comes
Around」はシンセのオーケストラでゴージャス&しんみりと。「We Are Starting Over」はデジタルピアノの固めの音で。
そして小室哲哉さん作曲私作詞の「Get
Wild」。玉置成美さんのシングルが出たので、記念に(?)歌ってみようかと。サビは玉置さんヴァージョンでやってみました。これ、最初戸惑うんだけど、慣れると気持ちいいのです。「ライブで歌うのは初めてです」と高らかに宣言したのですが、どうも昔歌ったらしい…。後で掲示板で思い切りつっこまれました
…orz 元々ボケ体質だけど、最近ますます…(涙)
あと英語のカヴァー曲は、今年久しぶりにライブ見て、生まれて初めての出待ちをするほど感激したカーラ・ボノフの曲。一番好きな曲です。淋しげなメロと歌詞がとてもいいのです。訳詩を載せたいくらい(でもJASRACに怒られるのかなー?)。
そして新曲をやりました。ステージでタイトルを言うのを忘れてしまいましたが、「戻れない森」。最近、ゲーム「ICO」チームの第2弾、「ワンダと巨像」にハマっていたのですが。巨像を倒すたびになんとも言えない罪悪感を感じるという、不思議なゲームです。雰囲気も世界観もストーリーも「ICO」と通じているので、とても好き。せつなくて悲しい孤独な戦いを、しーんとした誰もいない古い城跡で続ける。風景の美しさ。静寂の存在感。しんみりするエンディングとか。そういうのがすごく好きで、その世界観でゲーム音楽風のマイナーな曲を作ってみました。歌詞ができあがったのは本番3日前。気に入ってくれた人もいたみたいで嬉しいです。
で、最後、アンコールの1曲目でまたもやシンセ操作ミス…。イントロ始めた途端、「ごめんなさい!(涙)」
と、ほとんど土下座でありました。…ああ、もう、今回はなんでこんなミスするかなあ…とがっくり。でも、また笑って励ましてもらった…うう。なんか、情けないミュージシャンだ…。ちょっと自分でも初めての大きなミスを2度もしてしまって、今回はそれが一番の反省です。
でも、歌は心こめて歌ったつもりです…。
ライブタイトルの「Personally」は、個人的にとか直接にとかって意味で。同じ空間にいてもらって、直接歌や気持ちを届けるって意味でつけました。ライブはRECは違いリスナーとのコミュニケーションがある。そこが魅力です。普段から人前に出るのがあまり好きなほうではないけれど、そこにピアノがあれば出て行きたくなる(笑) 次、いつライブするか、まだ決まってはいませんが、またやりたいです。
本当に、来てくださった方たち、ありがとう。またお会いできますように。 |